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コスタリカに世界唯一の「イグアナ牧場」

カリブ海と太平洋に挟まれたコスタリカは自然の宝庫。あまり日本人になじみがない国だが、実は「中米のスイス」とも呼ばれるほど治安がよく、軍隊も持たず、国土の四分の一が国立公園や自然保護区に指定されている「環境先進国」なのだ。この自然の楽園の中に、なんと六千匹のイグアナを飼育する「イグアナ牧場」がある。首都サンホセから西へ六十キロメートルほど行くと、イグアナが描かれた看板が目に入る。周りを見渡せば、いたるところで二メートル近くにもなる巨大なイグアナがのそのそと歩き回っている。ここで飼育されているイグアナはグリーンイグアナという種類で、見た目とは違って肉がとてもおいしく「森のニワトリ」ともいわれるのだそう。昔から現地の人々は貴重なタンパク源としてこのイグアナを捕獲してきたが、最近では乱獲がたたって、このままでは絶滅してしまう恐れもあるとして、「グリーンイグアナ財団」が中心となってこの牧場を開いたのである。いかにも獰猛そうに見えるが、グリーンイグアナは草食性でおとなしい性格。卵の間はヘビや鳥などの天敵も多く、ふつう自然界では大人になるまでの生存率は五パーセントにも満たない。しかしこの牧場では孵化してから七ヵ月間育ててジャングルに放すので、大人にまで成長する確率は九十五パーセント。しかもニワトリを飼うよりも経費はずっと安い。財団はオランダ、ノルウェー、アメリカなどから資金援助を受けているものの、経営はやはり苦しいそうだ。日本ではグリーンイグアナをペットとして飼う若者も増えているが、自分だけのペットとしてではなく、地球全体の自然保護のことも考えてみては?

一度日本に戻って再発行してもらう

外務省によると昔は、日本人のパスポートを盗んで顔写真を別人に変え、本人になりすますケースが多かった。ところが最近では、偽造が見つかりやすいため、顔が似ているアジア系の人々が盗んで、本人になりすまし、アメリカやカナダ、ヨーロッパ諸国に不正入国するケースが多いという。パスポートを海外でなくして、現地の日本大使館に再発行してもらう数は、年間1万件にも及ぶというから、いかに日本人がパスポートを軽く見ているかが分かる。そして日本人は国の信用で世界中ほとんどどこでも入国できるから、そのパスポートも狙われやすいということを覚えておこう。用心していても運悪く盗まれたり、紛失した時は、顔写真2枚と地元の警察の紛失証明書をとって、現地の日本大使館にパスポート番号等連絡し、「帰国のための渡航書」の申請をし、指示等に従おう。その際にパスポートの発行年月日が必要だから、やはりメモしておくに限る。また写真も用心のために、日本から持っていけば安心だ。現地の日本大使館では、再発行までに約2週間、そして10年用で1万2000円、5年用で8000円相当かかる。その間の滞在費用もバカにならないから、2〜3日で発行してくれる「帰国のための渡航書」をもらい、一度日本に戻って再発行してもらうほうが賢明だろう。

「金比羅船船」の歌で知られる琴平の金比羅さん

「金比羅船船」の歌で知られる琴平の金比羅さんは、七八五段もある石段が名物だ。全国あちこちにある競艇王笹川良一(故人)が老母を背負って石段を登る銅像はここでのエピソードをとったものである。ここには、金丸座という江戸時代そのままの芝居小屋があって、一九八五年から恒例となった四月の四国こんぴら歌舞伎大芝居には有名歌舞伎役者も登場する。中村勘九郎に招待されて宮沢りえ親子が現れたなどといって話題になったこともある。綾歌町のレオマワールドは、四国きっての充実したテーマパークとして人気が高い。県民性は堅実で教育熱心。野球が古くから盛んで、オールドファンには懐かしい三原脩、水原茂のライバルはここの出身。立派な中堅企業も多く、土木機械のタダノ、冷凍食品の加ト吉、婦人下着の通信販売のセシールなどがここに本社を置く。