通常は、これでだいたいの建具は仕上げに入るのだが、クリは、この段階でも、さらに反ったり曲がったりするものが出てくるので、再度、まっすぐにしたり鉋をかけなくてはならず、二度手間、三度手間だったらしい。それでも、取り付けた後に、さらに暴れが出た。アルミサッシと違って、木製建具の場合には、上手に建具をつくり、しっかりとした方法で納めても、しばらくすると調子が悪くなることがある。これは、木が生き物である以上、しかたのないことだ。
(参考サイト)
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だが、我が家の建具は、その度を越えて、急にビクとも動かなくなる。問題児のクリの木が使われているからだ。この先何年かは、問題が出てきたらそのたびに、Aさんが見に来てくれることになっている。確かに、こうした手間は、アルミサッシならばかからないかもしれない。だが、木製建具には、アルミサッシに無い暖かみがある。特に、クリの建具には、暖かいけれど堅く、どっしりとした安心感がある。予算的に、すべてを木製建具というわけにはいかなかったので、アルミサッシも使っている。けれど、手に触れるところに木製建具が使われていることで、暖かみのある部屋になった。